FXトレードを波に乗せ利益を稼ぎたい、それは誰しもが思うことです。「お金は稼ぎたいが、借金を背負ったりするのはいやだ」と思っている人もいることでしょう。FXトレードでお金を稼ぐことができるようになり、運よく億り人になった人もいる中、借金を背負い自己破産をしてしまったり首が回らなくなってしまった方もたくさんいます。そのように悲惨な結果を迎えないためには、失敗した人がどのような失敗トレードを行ったかを知って同じ道を進まないことが大事です。成功の道は運もあるので「これをやったら成功する」といったものはありませんが、失敗には法則があります。

そこで実際にFXで失敗し最悪な結果を迎えないために、失敗しないための方法を学んでおきましょう。

FXトレードは危ない?

FXトレードは、人によっては人生を狂わせるほどの怖さがある投資の一つ。FXはレバレッジの高いトレード(ハイレバトレード)ができるため、少額資金しかない場合でもトレードができるからです。たとえば、10万円の自己資金にて1,000倍のレバレッジをかければ1000万円分のトレードが可能です。考え方によってはギャンブルです。FXは投機性の高い金融商品なので、損失はかけた金額以上になるリスクがあります。とはいえ、国内FXの場合にそれが適用されるのであって、海外FXの場合には追証なしのゼロカットシステムがあり、元手がゼロになっても借金は背負うことがありません。FXは全般的に「怖い」と思っている人も多いのですが、それは幻想です。しかしながら、資金がゼロになるだけでも市場から退場させられるわけですから、怖いモノには違いありません。国内FXの場合には追証ありゼロカットシステムなしなので、借金を背負う可能性がある点は注意しましょう。

失敗した人の失敗とは?

たとえば、FXトレードに失敗した人の中にはこんな人がいるというのを見ていきましょう。

投資資金を得るためにクレジットカードのリボ払いをしている

リボ払いを経験してしまうと金銭感覚が麻痺してくるようです。月々の返済額を減らすために投資資金を借り、リボ払いで返していこう、という人がいます。たとえば10万円借りて、月1万円ずつ返せばいいじゃないか、というものですがこれはNGです。借りたお金には当然利子が付きますがリボ払いの利子は相当高いと知っていますか?利子分の支払いだけでかなりの額になることがわかっているのにこれではどうしようもありません。

FXトレードは絶対に生活資金以外で行うのが必須です。固定収入がない方、アルバイトで生計を立ているといった方が不安定な収入の中でFXトレードに走ったり、借金してまでトレードするのはやめましょう。

ギャンブルトレードをしている

FXトレードをするには、本業がありながら副業的に行うというように、他に収入源があることが大事です。それであれば元手がなくなっても再度FXトレードの舞台にチャレンジすることができるわけです。ギャンブルトレードや投資ルールを破ったトレードはほぼ負けます。FXトレードを行うには、自分のルールをしっかり作り、そのルールを守りながらトレードしなければ絶対に失敗します。
トレードルールを作る際に重要な点は「余剰資金で必ずFXトレードは行う」「自分の行っているトレード記録をつける」「感情的なトレードを行わない」といったようなことです。自分のルールに沿って、トレードを行うことは非常に大切です。

FXで破産する理由

FXで破産する人が多い理由は以下の通りです。

FXはギャンブルと同じ(ようなもの)

FXで負け分を取り戻そうと、ハイレバトレードによるギャンブル投資をしてしまった経験を追っている方はいらっしゃいますか?よくカードゲームや麻雀などで言われますがビギナーズラックというのがあります。FXも同様で最初は勝ちやすかったりすることもあるようで、そこで一度でも勝った経験を覚えてしまうと、自分の現状スキルを過信してしまう可能性が高くなります。

また海外FXでは多くの業者で数百~数千倍といったレバレッジでトレードできるため、少ない資金から一発逆転を狙うがごとく、ギャンブルトレードを行う人がとても多いです。FXを好む方はもともとギャンブルが好きな人も多く、なんとなくといった具合に無計画かつ無勉強でトレードをしてしまう傾向にあります。本来はしっかり勉強してから行わなければどんなものも勝てるはずがありません。そこでFX業者の多くではデモ口座を用意していたりするので、そのデモ口座で練習してからデビューするのがお薦めです。

資産を取り返そうとしてさらに負ける

投資の世界では、いろんな方が参加していますので、プロ中のプロトレーダーが経験の少ない個人トレーダーの動きを察知し、騙しをかけていくようなトレード機会が頻繁にあります。そのような百戦錬磨の投資家の策に引っ掛からないために、しっかりとした自分のトレードルールの確立と、資金管理は重要です。これができないことで、負けが続いたりすると、その負けを取り返そうとさらに深みにはまり、感情的になってさらに負けが込んでいきます。

FXについて勉強していない

どんなことにも事前学習は必要ですが、FXも同様です。それにもかかわらず勉強せずにいきなりリアル口座でトレードをスタートすれば、大きな損失が出てしまうことは多々あります。FXで成果を得るためには、最低限必要な基本的ルールの体得、基礎用語、注文方法といった部分から勉強しましょう。それに加えて、デモ口座のようなところから練習トレードを行いましょう。

FXで失敗しないために

ではFXトレードで失敗しないために注意すべき点を見ていきましょう。

海外FXしかやらない

海外FXの持つハイレバレッジのトレードであれば、少額でも大きなトレードが行える点はお話した通りです。国内FXではたった25倍のレバレッジしかかけられませんが、海外FXなら最大1,000倍を超えるようなレバレッジがかけられます。国内FX業者を使うのではなく、海外FX業者を使うのが良いということです。

ゼロカットシステムがあるFX業者でトレードを行う

ゼロカットシステムとは、損失を被ってしまい口座残高がマイナスになった場合に、FX業者がマイナス分をゼロに戻してくれるシステムのことを言います。このシステムによってFXトレードで借金を背負うことはなくなるものの、このシステムが適用されるのは、海外FX業者でのトレードの場合だけです。

ゼロカットシステムは、あくまで口座残高をプラスマイナスゼロにしてくれるといったものですので、トレードの際には、余剰資金で行うように自制しましょう。FXトレードに慣れてくると金銭感覚が麻痺することがありますので気持ちが大きくなりがちです。そうすると「借金背負わないならまあいいか」で全額投資してしまうといった暴挙に出てしまう人もいるようですので気を付けましょう。

国内FX業者の利用では追証なしのゼロカットシステムが設けておらず借金リスクがあります。しかしながら、海外FX業者だからといって、全ての業者でゼロカットシステムがあるとは限りません。事前に調べたうえでトレードを行うようにしましょう。