FXトレードの様々な手法の中には「スキャルピング」というものがあります。スキャルピングとは、数秒～数分程の極めて短時間に、何度も売買を繰り返し、利益を積み重ねていくトレード手法。このスキャルピングをメインスタイルとして考えているトレーダーは多いのではないでしょうか？FX業者によってはスキャルピング禁止としているところもあるので、スキャルピングをしようと思ったのに、出来ない業者だったということがないよう、新規口座開設の際には、スキャルピング利用の可否を確認しておく必要があります。
そこで、GEMFOREXではスキャルピングは可能なのかＮＧなのか、スキャルピングを行う際の禁止事項にはどんなものがあるのかを見ていきます。
目次
GEMFOREXはスキャルピング可能な海外FX業者
GEMFOREXはスキャルピングが可能なFX業者。しかし、スキャルピングのやり方にはGEMFOREXが定めた制限があることから、何でもOKではないということをまず知っておく必要があります。GEMFOREXのスキャルピングには禁止事項があります(https://gemforex.com/faq.php「スキャルピングは認めていますか？」を参照)。もし、スキャルピングをメインのトレーダーで、GEMFOREXにおいてスキャルピングトレードを行うならば、禁止事項に抵触しないように、常識の範囲内で行っていきましょう。
GEMFOREXでスキャルピングの際の禁止事項とは？
GEMFOREXでスキャルピングトレードを行うにあたって、どのような内容が禁止事項なのかをひとつずつ見てきましょう。
同一口座以外での両建てはNG
GEMFOREXでは、同一口座での両建てにおいては認められています(https://gemforex.com/faq.php「ボーナス金額がある日突然無くなりました。どうしてでしょうか？」を参照)。とはいえ、同一口座以外での両建ては認められていません。
GEMFOREX内における複数口座での両建てはNG
GEMFOREXで2つ以上の口座開設を行い、入金を行った上で両建て取引をすることがこれにあたります。GEMFOREX内にて複数口座での両建てが判明した場合には、これまで獲得した利益が没収される、または口座凍結が行われる可能性がありますので避けましょう。
複数の業者間での両建てはNG
複数の業者間での両建てとは、2つ以上のFX業者で口座開設し、入金を行った上で両建て取引すること。これがOKとなれば、必ず一方のFX業者に損害が発生します。そのため、取引記録があまりに類似している場合には、双方のFX業者にわかるような形態が取られているようです。
名義の異なる第三者同士による両建てはNG
名義が異なる第三者人同士で両建てをした場合も、取引履歴から不自然さが一目でわかってしまうため、両建てがばれてしまいます。
サーバに負荷をかけるような取引はNG
一般的に、スキャルピングトレードを行うとサーバに大きな負荷がかかってしまいます。サーバに負荷がかかると、サーバダウンを招いたりする可能性が高まります。そのためGEMFOREXにおいては、サーバに負荷をかけるようなトレードを禁止するために取引の上限値を設けています。GEMFOREXの場合、注文数上限が30Lotに定められており、これを超えたトレードを行ってしまうと、サーバに負荷をかける取引とされます。もしスキャルピングトレードではないものの30Lotを超える取引を行う場合は、サポートセンターに連絡をしておくとよいでしょう。
相場が急変するタイミングだけを狙ったトレードはNG
GEMFOREX以外の海外FX業者でもあるようですが、相場が転換するタイミングのみを狙いうちしたスキャルピングトレードは禁止とされています。具体的な相場が急変するタイミングとして、経済指標が発表される場合、アメリカの雇用統計発表時、政府や中央銀行介入、要人の発言タイミングなどがあります。こういったタイミングのみを狙いスキャルピングトレードを行うのは悪質と見なされてしまいます。とはいえ、何をもって悪質なのか、たまたまその時間にスキャルピングを行ったに過ぎない、という意見もあると思います。たまたまこのようなタイミングを狙ったスキャルピングトレードを禁止しているのであり、相場が大きく動くタイミングのトレードは禁止されていません。
短時間に往復10Lot以上の連続取引はNG
GEMFOREXでは短時間に連続トレードを行った場合(通常のスキャルピングがこれに当たりますが)、利用規約違反になる場合があります。たとえば過去に、５分間で往復合計10Lot以上の連続したトレードを行った場合に取引停止になったことがあるようです。スキャルピングのし過ぎには注意しましょう。
利用規約に触れる取引はNG
GEMFOREXの利用規約にはトレードに関する重要事項が多数書かれています。GEMFOREX側は、トレーダーがこの利用規約を全部把握している前提でサービス提供していると思ってサービスを行っています。ですからどんなにサービスが素晴らしいと評判のGEMFOREXであっても、トレーダーが利用規約に抵触する行為を行った場合には、口座凍結を行うものだと思って気を付けるようにしましょう。できるだけしっかりと読んでおけばどのような問題も基本的には解決することでしょう。それでも意味がわからない、不明点等がある場合には、カスタマーサポートに確認・相談して疑問点をクリアしておきましょう。
自動売買ツール(EA)を使用したスキャルピングの注意点
GEMFOREXは、自動売買ツール(EA)を使用したスキャルピングが可能な海外FX業者。とはいえ、自動売買ツール(EA)側の問題で、自動売買ツール(EA)の利用が停止となってしまいスキャルピングが行えなくなることがあります。
たとえば、FXトレードでは「カバー先」というワードがあります。このカバー先とは、FXトレードにおいて、顧客注文をFX業者が実際に通貨交換する金融機関のことを指します。カバー先となり金融機関からすると、自動売買ツール(EA)を使用したスキャルピングトレードは、取引回数が多くなるものでサーバ負担がかかるのが気がかりです。サーバに負担がかかってくると、サーバが落ちてしまったり、約定スピードが著しく低下してしまうなど、さまざま場所・機能に影響を及ぼすことにつながります。よってカバー先金融機関は、取引回数の多い自動売買ツール(EA)に対し、取引停止要請を出すことがあるため、自動売買ツール(EA)によるスキャルピングが不可能になるわけです。
そういったこともあることを知っておくだけで、「なんでこうなったんだ！」とはならなくなりますので、覚えておくと良いでしょう。
まとめ
GEMFOREXでスキャルピングが可能か否か、スキャルピングトレードの禁止事項にはどんなものがあるかを見てきました。GEMFOREXはスキャルピングトレードができる海外FX業者なので、スキャルピングトレードを目的にGEMFOREXで口座開設する人もいるのではないでしょうか。ただし、スキャルピングトレードは、サーバ負荷がかかるトレード、当然順守しなければならない規則があります。しっかりと規則を守ってGEMFOREXでスキャルピングトレード楽しんでみるのも、海外FXの醍醐味といえるのではないでしょうか。
