TITANFXで口座開設をする前に、会社概要などの情報をチェックしておきたいという方も多いでしょう。
実際にFX業者を吟味していく上で、会社概要をチェックしておくことはとても大切なことです。
ここでは改めて、TITANFXの会社概要についてまとめてみました。

TITANFXの会社概要について

今でこそTITANFXとして知られていますが、かつてはTITANFXのもととなるFX業者が別の名前で運営をおこなっていました。
覚えている方もいるかもしれませんが、2014年に日本の金融庁とオーストラリアのASIC(オーストラリア証券投資委員会)との間でオーストラリアを本拠地とするFX業者は日本人を対象としたビジネスを一切おこなわないといった旨の取り決めが交わされました。
まさにそういった形でビジネスをおこなっていたのが、PepperStoneでPepperStoneは日本人の取引口座をすべて閉鎖し、日本人相手のビジネスをやめてしまいました。
今でもPepperStone自体は存在しているのですが、オーストラリア人相手のビジネスをおこなっています。
実は、日本からの撤退と同じくらいの時期にPepperStoneの上層部数人らが独立する形で、ニュージーランドを本拠地としたFX業者を設立しました。
それがTITANFXです。
つまり、TITANFXはPepperStoneの血を継いでいるわけです。
TITANFXの本社はもともとニュージーランドにあったのですが、税法上などの問題から現在ではバヌアツ共和国へと本社を移転しています。
では、そんなTITANFXの会社概要を見ていきましょう。

会社名 Titan FX Limited
所在国 バヌアツ共和国
所在地 1st Floor, Govant Building, Kumul Highway, Port Vila, Vanuatu
金融ライセンス バヌアツ金融サービス委員会 (VFSC)
設立 2014年
日本語対応 あり
サポート メール、電話、チャット、フォーム
資金管理 分別管理

それぞれについて見ていきたいと思います。

所在国

先でもお話しましたが、TITANFXはニュージーランドからバヌアツ共和国へと本社を移転させています。
バヌアツ共和国よりはニュージーランドのほうが身近な存在なので、よく知らない国に移転したとなると不安に感じる方もいるかもしれません。
ただ、これは本当に税法などの関係で移転させただけですし、移転したからといってサービスの質が変わってしまったわけでもありません。
心配する必要はないでしょう。

所在地

所在地に関しては、バヌアツ共和国の実在する住所となっています。
今はGoogleマップなどでも海外の住所が簡単に確認できますので、不安であれば住所をそのまま検索してみるといいでしょう。

金融ライセンス

TITANFXはバヌアツ金融サービス委員会 (VFSC)の金融ライセンスを取得しています。
実はTITANFXはこの金融ライセンスを取得する前は、別の金融ライセンスを取得していました。
それがニュージーランド金融サービスプロバイダーレジストリ(FSPR)と呼ばれるものです。
ただ、ニュージーランド金融サービスプロバイダーレジストリ(FSPR)は金融ライセンスとしては微妙だという声もあります。
それに対して、現時点ではニュージーランド金融サービスプロバイダーレジストリ(FSPR)よりもバヌアツ金融サービス委員会 (VFSC)の金融ライセンスのほうが難易度としては高いと考えられます。
つまり、TITANFXはより難しい金融ライセンスに切り替えた、より難しい金融ライセンスを取得できるだけのレベルアップをしたと言えるわけです。

設立

TITANFXの設立は2014年となっているのですが、10年に満たないという部分で不安を感じている方もいるかもしれません。
ただし、もともとはPepperStoneという名前でFX業者として質のいいサービスを提供していたわけですから、PepperStoneとして運営をおこなっていた期間を加味すれば運営実績の面でそう不安はないかと思います。
むしろ、PepperStoneとして実績がある状態で新しく設立しているTITANFXだからこそ安心できるのではないでしょうか?

日本語対応

TITANFXは日本語対応ありのFX業者になります。
もともとPepperStone時代から日本人向けにサービスを提供していたわけですから、日本人への対応というのは慣れている部分もあるのです。
公式サイトの日本語にも違和感はないですし、サポートもしっかりと日本語でおこなってくれます。
海外FXの中には公式サイトの日本語に違和感が残っているものやサポートでも日本人スタッフが対応してくれないところもありますので、そういった中でTITANFXは安心できる海外FXだと言えるでしょう。

サポート

TITANFXでのサポートは、メール、電話、チャット、フォームの4つの方法が用意されています。
最近では電話でのサポートというものをやめてしまっているところも多い中で、電話での日本語サポートがあるのはとてもありがたい点です。
特に、チャットに関しては24時間対応なので他の海外FXと比べてもかなり良心的で安心できます。

資金管理

TITANFXの資金管理は、分別管理となっています。
FX業者での資金管理というのは、やはり信託保全が一番の理想ではあります。
ただ、海外FXはもともと分別管理としているところが圧倒的に多いですし、その分別管理の中でもTITANFXは信頼できる大手の銀行に資金を預けています。
万が一ということを考えたときにまったくリスクがないわけではないのですが、比較的安心できる形となっています。

TITANFXで忘れてはいけないZERO POINT TECHNOLOGY

TITANFXの会社概要について見てきましたが、TITANFXでは忘れてはいけないものがあります。
それがZERO POINT TECHNOLOGYです。
TITANFXは2016年にZERO POINT TECHNOLOGYを取り入れたのですが、これによってリクオートやスリッページの発生率が格段に下がりました。
TITANFXがサービスを提供し始めた頃にはその約定力に不安を覚える声も多かったのですが、その約定力の弱さを見事に克服しました。
TITANFXのZERO POINT TECHNOLOGYは、具体的に以下のような内容となっています。

トレーダーの注文決済に最良のLPが抽出されるZero Point 自動スプレッド最小化システム(ZP-ASM)によるプライシング
圧倒的な流動性を確保するダイナミック・リクイディティ・アグリゲーション(ZP-DLA)
約定スピード向上に一役買った光速度による注文がスタンダードのZero Point約定スピード最適化機能(ZP-OEO)

特筆すべきは、このZERO POINT TECHNOLOGYがTITANFXの自社開発であるということです。
TITANFXは他の海外FXと比べても優秀な面が多いのですが、それはまさに企業努力によるものなのです。